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現役東大生が考えるデジタルノート機能の活用方法とは?

現役東大生の“デジタルノート機能”活用法

中根 葵さん

工学部
機械情報工学科

中根 葵さん

デジタルノート機能の「わたし独自」のまとめ方

数学の試験を解いた後、復習に使用することを想定しています。ノートにまとめることで自分の理解を整理できますし、後から問題をとき直す時間がなくても解説を読むだけで勉強になります。

・問題を解いた日付、解答時間、点数を記録してわかりやすく配置する
・解答をすぐに見られるようにリンクを貼る
・小問ごとに問題画像や付箋を分けて見やすくする
・自分が解けたかどうかを問題画像にスタンプで記録する
・テキストを書くときに色分けして見やすくする
・三次関数のグラフについての問題なので、数学ツール「ClassPad Math」でグラフを描画することで、パラメータを連続的に変化させたときのグラフの変化を視覚的に見られるようにする
・参考になる辞書のページを貼る

デジタルノート機能の活用法イメージ
日本大百科全書 入試に出る化学反応式まとめとポイント

日本大百科全書(ニッポニカ)
小学館

大学JUKEN新書
入試に出る 化学反応式 まとめとポイント
旺文社

お薦めのオンライン辞書

大日本百科全書(ニッポニカ)や化学反応式は、パソコンから利用すると図と文章の両方を画面に映して見られるのが便利だと思いました。画面が小さいとページをスクロールさせる必要がありますが、大画面で見ればページを移動する必要がなく、例えば辞書を見ながらノートをとっているときに鉛筆を持ったり離したりする手間が無くなります。また、図も文字も拡大して表示できるのがよいと思いました。
英和辞典や国語辞典は、かなり見やすいページになっていると感じました。例文の途中で改行することが少ないため、文章構造を一目で把握できたり、段落の切れ目がわかりやすいので、ページの中で自分が読みたい項目をすぐに探し当てられたりできるのが便利でした。

使いやすい・便利だと感じるところ

自宅学習で学習するときにデジタルノート機能を使用し、通学時間にタブレットやスマートフォンで見返すと便利だと思いました。特に授業資料や問題が電子ファイルで配布される場合に使いやすいと思います。わざわざ紙に印刷しなくても、PDFやカメラ機能で撮影した画像をページに貼り付けて書き込み、ふせんを使えばその内容に対応するノートと一緒に保存しておくことができます。ブラウザからアクセスできるため端末間での共有も容易です。紙のノートだと講義内容や自分で解いた問題、その解説などが混在して分かりづらくなってしまいますが、デジタルノートで項目ごとにページを分けてフォルダに入れておけば、後から読みたいページをすぐに見つけられてよいと思いました。

良いと感じるポイント

リンク機能を気に入りました。今までノートとして使ってきたアプリは、まず表示させるテキストを入力し、そこに別のタブでコピーしてきたリンクを埋め込む作業が必要で手間がかかりました。ClassPad.netではテキストを入力しなくてもリンク先のサムネイルを表示できるため、リンク先がどのような内容なのか一目で分かります。YouTubeの解説動画を見て勉強したり、レポートを書くときに参照したWebサイトを記録したりすることがあるため、分かりやすくリンクを整理できるのはとても助かります。
また、EX-word機能で辞書のページを貼れるのも良いと感じました。ノートを見返すときに、辞書で調べた内容をもう一度調べたくなる場合がありますが、ノートにそのページが貼ってあるとすぐに見ることができます。辞書の内容を手書きで写すよりも見やすく、図も参照できるのが便利だと思います。

※2022年3月現在の現役東大生

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