現役東大生の“デジタルノート機能”活用法
後期教養学部
統合自然科学科数理自然科学コース
小原 瑞季さん
デジタルノート機能の「わたし独自」のまとめ方
まず酸化還元の定義を表形式で1つのふせんにまとめる
酸化数を計算する上で最低限覚えておくべきルールを他のふせんにまとめる
見やすくするためにあまり文字は増やさない
電気陰性度の教科書の図を写真機能で貼り付ける
解き方がわからなくなったときのためにトライさんの授業動画と、計算演習のwebサイトを貼り付ける
使いやすい・便利だと感じるところ
私が高校生だったら、ClassPad.netを自宅での試験勉強や授業の復習の際に使うと思います。学校の授業中は先生の話を聞いてノートを取り、気になった話やあとで調べたいことを軽くメモしておきます。帰宅後にClassPad.netでそれらを調べたり、ネットで調べたリンクを貼り付けてまとめていきます。大事だと思った暗記事項などはふせんにまとめ、記憶の定着を図ります。写真やリンク、ファイルを貼り付けることができるので、関連する事柄をまとめて見ることができ、あとで見返したときにわかりやすいノート作りができると思います。
良いと感じるポイント
電子辞書のドラッグ・ジャンプ機能がとても便利だなと思いました。従来の紙の参考書だと、何か他の単語を調べようとすると元の単語がわからなくなってしまうことがありますが、これを使えばジャンプしても元のページに戻れるのが便利です。また、複数端末で操作ができる点にもかなりメリットが大きいと思います。私自身パソコンとiPad、スマホを用途によって使い分けています。例えば文字をたくさん入力したいときや、いろいろなウェブサイトを見たい時はパソコンで調べるのが楽です。iPadは主に資料を読むときや、手元のノートの横に置いて見比べるときに使います。文字の多い資料を読む時は、スマホで調べてスクロールしながら読むのが個人的には見やすく、机に向かっている時以外にも勉強が捗ります。このようにそれぞれの端末の特性を生かせば、CP.netをよりよく使いこなすことができると思います。
※2022年3月現在の現役東大生