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現役東大生が考えるデジタルノート機能の活用方法とは?

現役東大生の“デジタルノート機能”活用法

上松 颯真 さん
プロフィール

上松 颯真 さん

前期教養学部
理科二類

目指す職業:起業家
高校時代の得意科目:数学
高校時代の苦手科目:物理

デジタルノート機能の「わたし独自」のまとめ方

国語の百人一首のまとめを作成しました。百人一首は、歌だけでなく歌の現代語訳や作者、使われている修辞など、セットで覚えておきたいことがたくさんあるので、大きなふせんの中にたくさんの情報を盛り込みました。特に工夫したポイントは辞書機能をたくさん利用したことです。作者に関する情報や、修辞について電子辞書機能を使って調べたことをふせんに紐づけて情報を整理しています。例えば、「あしびきの~」という歌では枕詞という修辞が使われていますが、これは大学入試でも重要語句です。これを辞書を使って調べ、調べたことをそのまま矢印で紐づけています。さらに、この辞書で調べた内容はボタン一つで表示・非表示を切り替えることができるのでノートがごちゃごちゃしにくくなっており、見たいときに必要な情報だけを見ることができます。(実際、No.2とNo.4の歌にも辞書で調べた内容が補足として矢印で紐づけられていますが、それを非表示にしています。)

その他に工夫した点は、スタンプを利用したことです。マルやバツのスタンプを貼ることができるので、覚えた歌にマル、覚えていない歌にバツをつけることで、一目でどれを覚えないといけないかを確認できるようにしています。また、このスタンプは簡単に追加したり消したりすることができるので、覚えていなかったものを覚えることができたらバツをマルにかえることができます。そのため、覚えていないものだけを効率よくピックアップして覚えることができます。

さらに、iPadで作業する際には手書きの情報を書き入れることもできるのでふと調べたこともすぐ記入できるようにしています。

デジタルノート機能の活用法イメージ
日本史用語集

日本史用語集

山川出版社

お薦めのオンライン辞書

一つ目のオススメできる点は、一つ一つの用語に対して非常に詳しい説明がされているということです。例えば「藤原道長」という語句を調べた時、生没年や周辺人物との血縁関係が記載されていることはもちろん、摂政や太政大臣に就任したことや、法成寺を造営したこと、御堂関白ともよばれていたことなど、詳しく書かれています。つまり、その用語を日本史用語集で調べればすべての情報が完結にまとまっているので、教科書や問題集と併用することでテストや入試対策に非常に役立つと思います。

2つ目におすすめできる点は、用語に関連する図表がリンクとなっているので、クリック一つで教科書にあるような図を見られるという点です。改めて藤原道長の例を扱うと、藤原道長に関連する天皇の家系図や、藤原氏の家系図がわかりやすくまとめられています。さらに、院政についても関係図略が載っており、誰がどの天皇の院政をしたのかということが一目でわかる図が載っています。用語集ですが、文字だけでなく画像で理解することができ、そのうえリンクになっているという点が非常に使いやすい点です。

最後に、選択したテキストをジャンプ検索ができるということです。藤原道長の説明文中にある「内覧」という言葉の意味を詳しく知りたいとき、その言葉を選択することでジャンプ検索ができ、他の辞書や同じ辞書の「内覧」が説明されているページに簡単に飛ぶことができます。このように、簡単に関連語句を調べることができるので、わからないことや曖昧なところをそのままにせず、すぐに調べることができますし、関連した知識も身につけることができるので効率よく学習することができる点が強みだと思います。

使いやすい・便利だと感じるところ

授業の復習をするとき

授業は基本的にノートを使っていると思いますが、先生の話していることや、教科書に書いてあること、資料集に書いてあること、あるいは用語集や辞書に書いてあることをすべてメモすることは困難だと思います。復習の際にClassPad.netを使うことで、ふせんを使って先生の話と教科書に書いてあることの関連性をメモしたり、資料集の詳しい図表の写真を撮ってノートに貼り付けたり、関連する用語をワンタッチで辞書機能を使って調べてノートに貼り付けたりすることができます。紙のノートでは資料集の写真や図表を載せたいときにわざわざ印刷したり、写し間違いのないように書き写す必要がありますが、写真で貼り付けをすることができます。また、授業後に自分でインターネットを使って調べたことをノートに書いておきたいときも、ClassPad.netなら調べたサイトのリンクをそのまま貼ることができるので後で見返す際も便利です。

さらに、わざわざ一から復習ノートを作る必要もなく、学校の授業で使ったノートを写真に撮ってClassPad.netに貼ることで、その上にタッチペンで情報を追加したり、資料集などの写真を一緒に貼り付けたり、インターネットサイトのリンクを貼りつけたりすることができるので、効率よく復習することができます。また、復習ノートやまとめノートは各教科分を作っているとノートの量が膨大になりますが、ClassPad.netを使えばノートがフォルダで管理できるのでパソコンかタブレット一台で済むので、テスト前の見直しに使う持ち物が少なくて済みます。

良いと感じるポイント

マルチデバイスで使用可能・辞書が使いやすい点・重いノート類がいらない点

1点目は、iPadでもパソコンでもどちらでも使えるという点です。たくさん文字を書きたいときにはパソコンでテキスト入力をすることができますし、iPadではタッチペンを使って図などを簡単に書くことができます。特に理系科目ではタッチペンのほうが入力しやすいことが多いので、両方できる点は非常に便利だと思います。パソコンを使っているのにふせんを使ったりスタンプを使ったりできる点も斬新ですが使いやすいと思います。

2点目は、辞書がワンタッチ、ワンクリックで開けるというところです。授業内容を振り返っているとき、わからない用語などが出てくると思いますが、すぐにオンライン辞書を開くことができ、さらにそれをデジタルノートに残しておくことができます。そのため、辞書をわざわざ開く手間やそれをノートに書きうつす時間などが削減されるので効率よくノートを作ることができます。また、写し間違えることもない点もポイントです。普通のノートだと、勉強する際に教科書、用語集、辞書、資料集など各教科分用意しなければいけませんが、ClassPad.netなら一台ですべてが完結するのが便利です。

3点目はiPadやパソコン一台で使えるため、たくさんのノートを持ち歩く必要がないという点です。高校生は勉強する科目が多いため、教科書やノートだけでもとても重くなってしまいます。ノートが電子機器一台で済むので図書館や塾に持っていくための持ち物が減って便利だと思います!

※2022年7月現在の現役東大生

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