【大学生必見】現役東大生の“デジタルノート機能”活用法
稲森 一希 さん
経済学部
経済学科
デジタルノート機能の「わたし独自」のまとめ方
今回のデジタルノートでは、フランス語の「形容詞・副詞の比較級・最上級」について学習しました。まず最初にこの章のポイントを簡単に赤いふせんに書き出し、あとからこのページを見たときに大まかな内容を思い出しやすくしました。次に、各章の詳しい内容をそれぞれのふせんにまとめました。まとめるときに意識したポイントはいくつかありますが、一番大事なのは一文一文をなるべく短くすることです。長い文章だと改行が必要になって見にくくなってしまいます。重要なことだけを簡潔に書くのがよいと思います。
次に、ふせんには文字の大きさ、太さ、色を変えられる機能があるので、それをうまく使いました。タイトルを太字にしたり、ふせんの色と強調色を対照的にすると見やすくなります。また、文章を書きだす位置を空白を使って調節することで、文章のまとまりをわかりやすくしました。そして、このデジタルノートを使う上で最も便利だと感じたのは、辞書のページをそのままふせんとして貼り付けられる機能です。意味だけでなく発音や例文も載っているので、ポイントとなる単語を調べて貼り付けておくだけで高い学習効率が期待できます。辞書以外にも、コンテンツ一覧にある参考書などもふせんとして貼り付けることができます。
さらに、今回は権利の都合で載せませんでしたが、写真も貼り付けられるので、紙の参考書などを撮影して挿入することもできます。これらの機能を駆使して、皆さんも自分だけのデジタルノートを作ってみてください。
プチ・ロワイヤル仏和辞典
旺文社
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お薦めのオンライン辞書
まず、オンライン辞書機能には電子辞書共通の利点がすべて詰まっています。まず紙の辞書と違って持ち運ぶ手間がありません。そのため、自宅学習だけでなく、学校での授業にも手軽に持ち込むことができます。そして、キーボードで簡単に検索できるので、授業を聞きながらでもわからない単語を簡単に調べることができます。さらに、音声再生にも対応しているので、ネイティヴ・スピーカーによる発音をいつでも聴くことができます。とくにフランス語は日本人にとって発音が厄介な言語ですので、音声再生は重要なポイントだと思います。ここからはこのオンライン辞書機能ならではの機能になりますが、やはり何といってもマルチデバイスに対応しているのは重要なポイントだと思います。パソコン、タブレット、スマートフォンなど、どれか一つを持っていけばどこでも辞書を引くことができます。
また、複数辞書検索やあいまい検索、例文検索など、検索を補助してくれる機能が多く備わっているので、スピーディに検索することができます。例文中に出てきた単語を選択すれば、その単語のページにジャンプすることもできるので、効率的な調べ物ができます。さらに、デジタルノート機能から辞書にアクセスすれば、検索結果をそのままノートに貼り付けることができるので、デジタルノートに書いた文章の中の難しい単語を補足したり、授業中に出てきた新しい単語をとりあえずふせんとしてノートにためてあとから復習するなど、さまざまな応用の仕方が考えられます。
使いやすい・便利だと感じるところ
授業中のメモとり、授業後の復習など
ClassPad.netのオンライン辞書はマルチデバイスに対応しているので、パソコン、タブレット、スマートフォンなど、どれか一つを持っていけばどこでも辞書を引くことができ、さらに複数辞書検索やあいまい検索、例文検索、インクリメンタルサーチなど、検索を補助してくれる機能が多く備わっているので、スピーディに検索することができます。このため、授業中に話を聞きながらでもわからない単語をすぐに調べることができます。調べた単語はデジタルノートに貼り付けられるので、授業後にまとめて復習することもできます。デジタルノートは手書き入力に対応しているので、iPadなどのタブレット端末とタッチペンを用意すれば、紙のノートのような使用感で素早くノートをとることができ、色や太さも自由に変えられるので、早さと見栄えを両立できます。
さらに、写真やPDFもデジタルノートに貼り付けられるので、参考書や板書などをかんたんにまとめて授業後の復習に役立てることができます。デジタルノートはオンラインで保存されるので、紙のノートを持ち運ぶ必要も、デバイスの保存容量を割く必要もありません。出先のタブレットで作成したノートの続きを家のデスクトップで編集するといった芸当も可能です。webページやYouTubeのリンクもふせんにできるので、解説動画などをすぐに見られるようにすることができます。
良いと感じるポイント
デジタルノートで簡単に見やすいノートが作れるところ
ClassPad.netのデジタルノートの多機能性が非常に魅力的に感じました。まず、ふせんは色も豊富で使いやすく、入力する文字の太さや色も自由に変えられるので、参考書のように見やすいノートを作ることができます。さらに、手書き入力にも対応しているので、iPadなどのタブレット端末とタッチペンを用意すれば、紙のノートのような使用感で素早くノートをとることができます。オンライン辞書で調べた単語や、写真、PDF、URLなど様々なコンテンツをふせんとして貼り付けられるので、手軽に楽しくデジタルノートをにぎやかにすることができ、あとから非常に復習しやすいノートを作ることができます。
ふせんは簡単に整列させたり、線で結んでスライドショーにしたりできます。また、今回はデジタルノートをフランス語の学習に用いていたため活用しなかった機能ではありますが、一般的な文書作成ソフトでは入力が煩雑な数学記号も簡単に入力できるので、公式をまとめたり計算をしたりするのも非常に効率的に行うことができます。グラフを描いたり統計データも簡単に扱うことができるので経済学の学習にも向いていると感じました。このように、デジタルノートには様々な機能が詰まっているので皆さんも楽しく活用してみてください。
※2022年7月現在の現役東大生