【大学生必見】現役東大生の“デジタルノート機能”活用法
磯崎 水優 さん
文科三類
目指す職業:広告系・デザイン系など
デジタルノート機能の「わたし独自」のまとめ方
写真をなるべく多く使いました。私自身ドイツ語の学習の時に写真とともに覚えることで覚えやすく、また忘れにくくなりました。ドイツ語は特に似た単語や綴りが長くて覚えにくかったり、単に文字だけの羅列で覚えようとするとこんがらがったり覚えられなくなることが多いので写真を使うのがおすすめです。また、今回のテーマを食べ物・挨拶・観光名所にしたのにもポイントがあります。挨拶はもちろん新しい言語を学んだ際に初めに習うことが多い上に日常生活でもよく気軽に使いやすいため覚えやすいだろうと思って入れました。食べ物に関しては写真とのイメージの付けやすさが一番高いだろうと思って入れました。
実際私も食べ物の単語は先生が画像とともに見せて教えてくれました。また、他の言語ではどうかわからないのですがドイツ語の教科書にはとても食事の話題がよく出てきたのを思い出したので食べ物をテーマに入れました。なかなかドイツ料理は食べないので珍しいものが多いと思いますが写真とともに覚えやすくなっていると思います。
また、最後に観光名所にしたのはドイツ語というよりもドイツ自体への興味を誘うためです。外国語をやるモチベーションとしていきたい観光名所に行く時のために覚えるといった内的なモチベーションがあるとやる気も出やすいのではないかと思い、観光名所をテーマに入れました。調べていくうちに綺麗なところがあまりにも多く私も行きたくなってしまいました。
アクセス独和辞典
三修社
アクセス和独辞典
三修社
お薦めのオンライン辞書
和独辞典は特に初期の段階にものすごく便利だと思います。なぜかというと、本当に新しい言語を習いたての時期はドイツ語の単語を全然知らないために、こんにちはってなんていうのだろうか、や、ありがとうってなんていうんだろうというように日本語からドイツ語への変換がわからない、もしくは気になる場合が多いからです。独和辞典だけではすごく困ってしまいます。また、独和辞典はもちろんずっと便利です。少し単語を覚えた頃から中級に至るまでたくさんの語彙が載っているのでほとんどこの辞書だけで単語はなんとかなると思います。
また、アクセス独和辞典はその単語の説明(実際にノートでも紹介したように、あるお城を調べたらそのお城は誰が建築した、や、都市名を載せたら、この年は以前のどこの首都で栄えた場所だ、など)も載っているので単純にドイツ語の単語の勉強だけでなく教養を増やすこともできます。また、最もいいなと思っているのはこれらがオンラインで一つの機能にまとまっていることです。もし紙の辞書だったら、学校のドイツ語の授業があるたびに独和辞典と和独辞典の両方を持っていかなくてはなりません。大学生は他の授業で使うものやパソコンなど荷物が多いので二つの辞書を持っていくとなると億劫になり持っていかなくなってしまうと思います。オンライン辞書はその心配もなく、ドイツ語の学習に集中して取り組むことができるのが最大の利点ではないかと思います。
使いやすい・便利だと感じるところ
活用シーンは大学での学習や家での自学習だと思います。
大学での学習で利用する際には上述のように紙のとてつもなく重い辞書を持っていくことなく和独辞典も独和辞典もすぐに使うことができるのがとてもありがたいです。また授業中の暇な時間や大学でのアキコマに口が覚えるドイツ語、などの他のコンテンツをささっと観れるのもすごく便利だと思います。こういったコンテンツは隙間時間に何回か観ていくことで覚えやすいようになっている場合が多いので大学の暇な時間に見るとすごくドイツ語の能力が上がると思います。また、家での自学習でも私は最初電子辞書を使っていなかった頃はインターネットで調べてしまっていましたがそうすると他のことに気を取られて集中できなくなってしまっていました。
しかしこのClassPad.netなら勉強以外に気を取られることもなく集中してできると思います。また、勉強に飽きたり何か新鮮なことをやりたい時はノートを自分で作成したりすることでアウトプットができ、より一層理解が深まると思います。こういった活用法は今まであまりなくインプット一辺倒になりがちだった学習をアウトプットに寄せられるのでテスト勉強などの理解が深く、早くなると思います。そういった点でClassPad.netは大学での利用も、そして何より家でのテスト勉強の時にとても使いやすいし便利だなと思いました。
良いと感じるポイント
私がお気に入りだと感じる機能は大きく分けて二つあります。一つはマルチデバイス対応なので複数の端末から操作可能であるというところです。もう一つはノートを結構しっかり作れるところです。
一つ目に関しては、大学生はiPadやパソコン、スマートフォンなど色々な端末を使って勉強するからです。私はパソコンとスマートフォンのみでしたが周りの友達ではiPadを使って勉強する人がとても多かったです。大学のオンライン授業化に伴って資料がPDFなどの紙でない状態で配布されることが増えたのでノートもそれに従ってオンラインでiPadで見る資料に書き込む形にする人が増えたからです。私はパソコンで授業資料を見ていたりしました。その時に複数端末からアクセスできるというのはこのコロナ禍でオンライン化が進む中ですごく使いやすいし現代的な機能だと思うからです。積極的に使っていきたいなと思う人が多いと思います。
また、二つ目のノートをしっかりと作れることをお気に入りと感じる理由はアウトプットにつながるからです。先ほども言ったように、大学での学習はオンライン上で行われることが多くどうしてもインプットばかりになってしまうことが多いです。しかしどうしてもインプットだけでは理解度の深さに限界が出てきてしまいます。そこを改善してくれるのがこのノート機能だと思います。ノート機能は自分でまとめないといけないのである程度知識がしっかり身についていないとできないし、ノートを作っていく中でもう一度辞書を確認し再発見や間違いの気づきがあるかもしれません。できたノートを友達とシェアするのも学習効果がすごく高いと思います。こういったようにノート機能は理解度を深めるのに役立つと思います。
※2022年7月現在の現役東大生