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現役東大生が考える“ClassPad.netの魅力と活用法”を大公開!

【大学生必見】現役東大生の“デジタルノート機能”活用法

川井 康誠 さん

川井 康誠 さん

前期教養学部
文科二類

目指す職業:経営者

デジタルノート機能の「わたし独自」のまとめ方

ポイントとしては、あまり優劣がつけられることのない英語の四技能にしっかりと順位づけをして、それをデジタルノートのふせんの機能に付随する矢印を伸ばす機能を活用してわかりやすくまとめたところ。IELTSでは四技能の合計で点が出されるというより、一つ一つの科目で評価をもらいその平均を全体の評価とする。英検などの点数制度よりもスピーキングやライティングを苦手とする日本人にはより厳しい評価設計となっている。ここに今実際取り組んでいる者ならではの優先順位を作ることで、これからIELTSを頑張ってみようと思う人にも一目で優先順位が伝わるようにした。フォントの変え方がうまくわからなくて全体的なデザイン性がイマイチにはなってしまったが、自分にとってのノートなのでそれでもいいかと思っている。

また、デジタルノートの辞書やリンク機能もフルに活用した。辞書の機能はとても優秀でいちいち検索せずとも辞書の内容がわかるのは非常にありがたいと感じた。発音はしっかりと辞書やインターネットで確認すべきであるということを視覚的に伝えることができた。リンクを沢山貼っていったのもポイントだ。わざわざ検索しているとそのうちネットサーフィンに走ってしまったり、探すことが目的化したりしてしまう恐れがある。そこで自分がすでに活用しているものをリンクとして貼っておくことで、すぐに利用できるような形に整えた。リンクの挿入は自動で画像が挿入されるので視覚的にもわかりやすくなっている。

デジタルノート機能の活用法イメージ
ジーニアス英和辞典

ジーニアス英和辞典

大修館書店

お薦めのオンライン辞書

言わずもがなジーニアス英和辞典は英和辞典の最高峰といえる辞書である。ジーニアス英和辞典はなんと言っても収録されている単語数が圧倒的であるし、本当にたまにしか使われなかったり、古い用法などもあらゆる単語においてしっかりと掲載されていてとても信頼できる辞書である。大学の授業においては、日常生活では絶対に使うことのないような、日本語でもわからないような難解な英語が度々出現する。我々学生はそういった難解な単語で構成された文章に挑まなくてはならないわけだが、そこでこのジーニアス英和辞典は多大な力を発揮する。難解な単語でも載っていない単語はないと言っていいし、古い文章は難解であることが多いのだが、その際にもしっかりと古い用法を載せてくれているおかげで文章を解読していくことができるのだ。

さらにこの辞書は最高峰で最も信頼されている英和辞典の一つであるが故に、共通認識を産むことができるというのも大きなメリットだ。例えばテストを先生が出す際に、とてもマニアックな辞書にしか載っていないような単語が含まれていたら公正な判断にはつながらないだろう。しかし教師も生徒もジーニアスが基準であることを暗黙のうちに理解しているためにそう言った齟齬が生じないのである。ただこの辞書には唯一の欠点がある。それは分厚すぎるし高いということだ。しかし、このClassPad.netの辞書機能はそれすらも克服している。辞書は購入せずとも機能に含まれているし、なんせオンラインだから持ち運びも検索も楽々だ。強くおすすめできる。

使いやすい・便利だと感じるところ

ディスカッションでの議事録

このデジタルノートのふせん機能がディスカッションの議事録、書記にとても向いているなと感じた。実際、ディスカッションの際にブレーンストーミングなどをする際にもふせんを使っていき、その様子にとても似ていると感じたからだ。手軽にグループ分けをしてふせんを分けていくこともできるし、一旦ふせんに色々書いていって最終的にふせん同士でまとめてグループ化をする、などという活用法も面白そうだ。議事録を書く場合、今のところはWordやGoogleドキュメントを使うことが多いが、これは非常に殺風景だし、上から下にしか書いていくことができない。しかしこのデジタルノートのふせん機能を活用すれば、より平面的な動きをつけることができるし、色合いも簡単に操作することができるので楽により見やすい議事録が作成できるのではないかと思った。

あと、リンクやファイルをすぐに落とし込めるのも使いやすいと思った。WordやGoogleドキュメントでももちろんそれらは可能なのだがサイズ感が自分の好みではないのだ。小さくはできるが基本原稿用紙の横幅に合わせたサイズで出てくるのも煩わしいし、挿入したその横の欄に文字を書くこともできず使い勝手が少々悪い。しかしこのデジタルノートは挿入しようとするリンクやファイルも初期設定からふせんと同じサイズになっている。ディスカッションはスピード感が早く議事録は取るだけでも大変、少しでも時間を短縮していきたい中で、サイズに関して考える手間が省けているのは地味だが非常に使いやすい点ではないかと思う。

良いと感じるポイント

デジタルノートなのにいい意味でノート感がないこと

少しややこしい表現をしてしまったがこのノート感のなさがとてもいいと思う。つまり従来のノートだったり、それこそWordやGoogleドキュメントもそうなのだが、原稿用紙のようなものがあらかじめ設定されてしまっている。つまり記入できる範囲があらかじめ制限されているのだ。ClassPad.netはこの制限から解放されているという意味で従来のノート観から解放されているのだ。そして私はこの点をとても気に入っている。ある本では日記や目標を綴るときはB5ではなくA4のノートにしなさいと書かれていた。大体の人がノートというものをB5サイズのあのノートという風に捉えてしまってそこに書きがちだが狭いノートでは思考も小さくなってしまうのだという。

また、僕の高校時代の数学の恩師は授業ノートはA4でさらに白紙が好ましいと常々言っていた。これは思考にゆとりを持たせると共に、マス目や行に従ってノートを取ることは想像力を鈍らせるから白紙に自分の考えた通りのまとめかたをしていくべきだと。これらの主張に賛成な僕からすればマス目なんて全くない、どこまでも無限に広がる紙にふせんで自分の考えをまとめていけるように感じられるClassPad.netはノートという意味では既存の概念をぶち壊しているし、本来のノートのあるべき姿のように感じられるのだ。機能と言っていいのかわからないが、こうしたClassPad.netの在り方は利用者の想像力や思考力の制限を減らしてくれると思うし僕自身が大好きな形態だったので、これをお気に入りの機能とさせていただいた。

※2022年7月現在の現役東大生

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