高校におけるICT教育を徹底議論!
ClassPad.net導入校 先生合同MTG
普段の授業でClassPad.netをご活用いただいている高等学校4校11名の先生方にお集まりいただき、ICT教育の推進方法やClassPad.netの具体的な活用方法、授業での成功体験、課題や悩みなど様々な議題を語っていただきました。
ICT教育を学力向上につなげる方法とは
浦和実業学園中学校・高等学校
〈 埼玉県 〉
田口 純平 先生
教科:国語
解答のアプローチ方法を体得させる工夫が受験対策につながる
私は現在、大学受験の指導科目を受け持っていますが、ClassPad.netを活用する中で「受験指導にどのようにつなげているのか」と聞かれることがあります。「ICTの活用」=「学力を上げること」ではないかという問いに対する答えを証明していかないと、高校教育におけるICT活用が動いていかないと思っており、この1年、ClassPad.netを使っていかに学力を向上させるかを試していました。
その一環として、生徒が問題を解き、教師が丸をつけ解き方を説明するという昔ながらの授業ではなく、生徒たちの解答を全てClassPad.netで送ってもらい、なぜそう考えたのかやその過程について、クラス全員のものを共有するという形をとっています。
それにより「正解した/不正解だった」という結果だけではなく、どう考えたかという答えまでのアプローチの違いが見えてきます。どのようにしてその解答にたどり着いたかについて発表させたり、私が質問したりして、ただ単に解くのではなく「こういう捉え方から答えも出るよね」というように、他の生徒たちのアプローチを見せながら、解答に導いていくことを心がけています。
通常生徒同士で教え合うことはなかなか難しいですが、このような方法を取ることにより「こういう捉え方があるのか」「ああいう捉え方で解いているのね」と生徒たちが自発的に話し始めるので、私はそれを見守っています。
受験指導という観点では、国語という教科は同じ問題が出ることが100%無いため、授業で扱った問題を受験につなげていく難しさがあります。しかし、それぞれ異なるアプローチがどこに集約するのか、どうすれば解けるのかを考えることにより、解答の導き方が分かってくる。その経験や感覚を次の問題に臨む際に活かしていくことで、どんどん学力が上がっていく。そのような捉え方でClassPad.netを活用し、ICT教育を推進しています。
ここでポイントになるのは、「こう考えてこうだった、次にどう考えたか」という過程がつながっていくことですが、ClassPad.netでは、ふせんをどんどんつなげていけますし、さらに現代文や古文で分からない単語を辞書で調べ、ふせんとしてデジタルノートに貼り付けられるので非常に相性が良いと思っています。どの教科でも解答までのアプローチは様々ですので、国語に限らず全教科で使えると思っています。
同じ問題を次の学年でも解かせる「時空を超えた学び」も行っています。「前の学年の先輩たちはこう考えていたよ」という共有が1つの目的。そして、先輩たちがどのような勉強をしていたのか、その結果どのような大学に入ったのかという事実を知り、身近な目標として認識することにもつながります。毎年行っていくことで情報の蓄積になるという意味でも非常に良いと考えています。
大阪産業大学附属高等学校
〈 大阪府 〉
縄田 烈志 先生
教科:英語
分からない単語をすぐに調べられる環境が生徒の意識を変えていく
ICT教育を取り入れたばかりの時期は、生徒たちが用意するのは従来通り教科書とノート、そして辞書を使うためのノートパソコンとしていました。辞書を使うためだけに、わざわざノートパソコンを開いてログインをして単語を調べることを面倒くさがってしまったり、そもそもノートパソコンを持って来ない生徒もいました。
辞書が手元にあることは、語学を学ぶ上ではかなり大事なことですので、どうにかして使う技術を上げたいと考え、「生徒が用意するのはノートパソコン1台だけ」という方式にしました。
ノートや辞書の機能がパソコン1台で全て完結するので、机の上がスッキリした状態で生徒たちが授業に集中できるようになったと感じています。
語学を学ぶ上で、分からない単語があったらすぐに調べる、発音や音声、アクセントも含めて調べるのは基本です。しかし、中学校で辞書を持っている生徒ばかりではありませんし、そういった基本学習をしてこなかった生徒もいます。
そのような生徒たちにとって、分からない言葉が出てきたらすぐに調べられる環境が整ったことは、学力の向上につながると思います。授業で必ずパソコンを開きますので、「せっかく開いたのだから調べよう」という気持ちになっている生徒はかなり多いようです。
また、定期考査の中でもアクセントの位置や発音の問題を出していますが、1学期の試験と比べ、2学期3学期の点数は大きく向上しました。そういった学習面での効果もありますし、学習に取り組む意欲についても、前向きになってくれたと実感しています。
大阪産業大学附属高等学校
〈 大阪府 〉
市川 典孝 先生
教科:英語
ClassPad.netの導入で辞書を使う頻度が向上
本校では、辞書の購入は生徒の判断に委ねていますが、特進コース以外のコースのクラスでは、辞書を持っている生徒は非常に少ない状況でした。
私自身は普段特進コースを受け持っていますが、他のクラスの英語の授業を担当した際に「普段、辞書は使うの?」と聞いたところ、辞書なんか触らないという生徒がほとんどでした。
英語の教員としては、どの学力レベルであっても辞書は絶対使うべきだと思っていますので、ノートパソコンを導入するにあたり、オンライン辞書も全員に入れることにしました。
ClassPad.netのオンライン辞書機能には、英語以外の教科でも豊富なコンテンツが搭載されているのが魅力的でした。インターネットの辞書と違い、当然変な広告も出ないですし、特進コース以外の生徒が辞書を使う頻度は確実に上がっています。
また、こういったICT教育ツール導入の際どうしても暗記系科目が注目されがちですが、数学ツールの関数電卓機能が備わっていることも大きかったと思います。ノートパソコンやオンラインセキュリティ費用と合わせてICT教育用のツール費用も各家庭にご負担いただいている中、数学ツールのためだけに追加でいただくということは難しい状況でしたので、オールインワンで機能が備わっているClassPad.netは非常に助かりました。
課題提出の効率化とその効果について
新島学園中学校・高等学校
〈 群馬県 〉
内山 優希 先生
教科:数学
課題提出のデジタル化で、クラス内での解法共有やコミュニケーションが活発化
私は今年度中学1年、2年、高校2年の数学を担当しており、どの学年でもClassPad.netを活用しています。ICT教育として最初に始めたのは課題提出のデジタル化です。
受け持っている4クラス全員分のノート提出となると積み上がるような束になりますので、以前は提出〜確認〜返却まで、どうしても時間を要していました。紙のノートは、ある程度まとまった問題数の範囲の提出となり、私の確認の負荷も大きいですし、生徒としても提出している期間は問題を解きたくても解けない状態でした。
ClassPad.netで提出をデジタル化するようになってからは、「今日は問題集何番から何番」というように数題をこまめに提出させ、それを確認しています。教員側としても時短になりますし、生徒は毎日自分がやりたいときに勉強できるようになりました。タブレット端末を使いこなしている生徒は通学時間など隙間時間を上手に活用して勉強しているようです。
紙のノートで解いてそれを写真に撮って提出する方法も取っていますが、教師・生徒双方のコメントを画面内に書けるため、紙のノートでの提出の時と全く変わらない使い方ができています。
クラス全員に共有したくなるような「解き方が非常に良い解答」があっても、紙のノートは物理的に共有しづらく、もったいないなと思うことがありました。また、「減点につながるような、ありがちな解き方」を紹介したい場合でも、生徒の心理的な抵抗感があり、躊躇してしまうこともありました。ClassPad.netで解答写真を提出する方法は部分的に紹介することもできますので、生徒の理解を得ながら共有できています。
解答を共有することが浸透したことで、生徒同士でも自分が解いたものを送り合い「ここまで解いたんだけど、この先の解き方が分からないから誰か教えて!!」「この問題解けた人はいる!?」というようなコミュニケーションを取るようになりました。授業内で行うグループワークと同じことが授業外でも画面を通してできているという良い効果も現れています。
大阪産業大学附属高等学校
〈 大阪府 〉
松永 秀樹 先生
教科:社会
デジタル化により生まれた余裕で、授業の質を上げるための準備が可能に
ICT教育ツール導入前はプリントを作りそれを配布するスタイルで授業を行っており、印刷する工程や、生徒が持っているノートに貼れるように裁ち落としたりする作業に手間がかかっていましたが、ClassPad.netを活用し生徒に一斉送信できるようになったことでそれらの手間が無くなりました。授業でどのように伝えたらより伝わるかを事前に考える時間に充てることができ、大きなプラスになっていると感じています。
ノート提出に関しても、以前は膨大な量を持ち運んでおり、何とかテスト直前に工夫して授業の時間で見たり、点検したりしていました。生徒からすると手元にノートが無い時間が発生してしまいますので、こちらも急いで点検しないといけないという気持ちに追われ、やりづらさも感じていました。
オンライン上で提出できるようになったことで、生徒は常に自分の手元に勉強した成果物が残っているというメリットもありますし、教師側もゆっくり添削でき、双方にとってプラスになっていると感じています。
常葉大学附属橘中学校・高等学校
〈 静岡県 〉
菅原 隆平 先生
教科:英語
課題提出〜添削の効率化で、生徒との1対1での密なやり取りを実現
ライティングの授業のなかで「ノートは集めない」ということを徹底し、代わりにClassPad.netでの課題の提出、添削を行っています。
回収、添削、返却を紙のノートで行うと、クラス全員分をチェックする間は生徒を待たせることになり、タイムラグがありますが、ClassPad.netでは生徒と1対1ですぐにフィードバックでき、生徒によってはフィードバックにすぐに反応して対応してきます。紙でのノート回収に比べ、生徒とのやり取りの回数が増えています。
スピーチのスクリプト作成においても、書く量が多くなり、自身で工夫して写真などもどんどん入れてくれるようになるなど良い傾向が見られます。そのような生徒は偏差値が上がってきていると感じており、学力向上との相関関係もあると思っています。
教員全体にICT教育の意識を普及させるために
新島学園中学校・高等学校
〈 群馬県 〉
小林 英彦 先生
教科:数学
職員室に設置したモニターから広がるICT活用への興味
新型コロナウイルスの感染拡大を機に、Wi-Fi環境を完備し教室にモニターも設置、さらにICT教育のためのツールも導入しましたが、当初は前向きに取り組めない先生もおり、なかなかうまくいきませんでした。
そこで、教室にある大型モニターと同じモニターを職員室にも設置し、それで練習ができるようにしました。授業の前に一度職員室で練習をしてから実際教室で行う。その練習の様子が他の先生の視界に入り、「何をやっているのかな」と興味を持って見に来たりすることで、だんだんとICT活用が浸透していきました。
常葉大学附属橘中学校・高等学校
〈 静岡県 〉
菅原 隆平 先生
教科:英語
「押し付け」ではなく、「共学」のスタンスで講習会を実施
ICT教育のためのツールを導入しても、教師側が使いこなせるようにならないと授業での活用に浸透していかないと考えていました。
本校は専任教師が約80名、その内非常勤講師が50名ほどです。非常勤講師の年齢層が比較的高く、専任教師はICTを使えるが非常勤は使えないとなると、生徒からは「隣のクラスでは使うけどうちのクラスは全然使わない」という不平等が生じます。せっかくICT導入の費用を払っているのにそれは良くないということで「まずは我々が使えるようになろう」というメッセージを掲げ、講習会を開きました。
「これをやってください」という押し付けになってしまうと、自分のスタイルが崩れるということで嫌がる方もいます。「分からないことがあったら聞いてください、一緒にやりましょう」というスタンスで臨み、「こういうこともできますよ」「困っていることはありませんか」というお話をすることで、1日目の講習で分からなかった先生が2日目に来てくれたり、2・3日間連続で来てくれたりしました。このような活動により、教師側からICT教育を広げていきました。
本校では、5教科の他に美術での活用も行っています。「ICT教育が活きるのはどうせ5教科でしょう」というスタンスはよくないと思っています。例えば体育でも動画を活用することでダンスの授業にも有効ですし、様々な教科に広げていければと思っています。
5教科以外でのICT教育の可能性
常葉大学附属橘中学校・高等学校
〈 静岡県 〉
鈴木 淳也 先生
教科:美術
作品の過程を評価できる、美術教科での革命的なICT活用
本校では、美術でもICTを活用した授業と評価方式を採用しています。基本的に美術では、出来た作品で評価することになりますが、それで本当の評価ができるのかという他の教科の先生方からの疑問の声もありました。
生徒のアイデアや制作過程といった完成作品とは違った評価の観点は教員の机間巡視によってしか見ることができません。しかしそういったものを全て教員が撮影し記録することは膨大な仕事量になり現実的ではありません。
ClassPad.netを導入したことで、それらを生徒にさせることができ、制作過程での努力や頑張りを学習評価につなげられることは、美術の中では革命だと思っています。
制作の過程を教師が把握できることは、評価以外でも効果があります。過程の写真を見ることで、生徒たちはどこができないのか、どこまでできているのか。その傾向を掴むことで、次の授業では分かりにくかった説明を補って反映することができますし、過程段階でのつまずきを修正する個別指導の添削も可能になります。
また、クラス全体の完成した作品を評論する際にもClassPad.netの活用は有効です。
発表会という形で作品を並べるのは手間も多く、特に中学校では授業が1時間しかない中で、十分に時間が取れないことがありました。ClassPad.netで作品の写真を集約すればプロジェクターに投影してさっと見せることができます。生徒のタブレット端末からでも気になる他の生徒の作品を細かく見ることができますので、非常に有効なツールだと思っています。
グラフのデジタル化で変わる数学の授業
大阪産業大学附属高等学校
〈 大阪府 〉
綿谷 知貴 先生
教科:数学
数学ツール「ClassPad Math」は、使い出すと意外と早く慣れて、意欲的に活用してくれる
数学の授業ではグラフを書くことが大きな要素ですが、もっと効率的に行いたいという気持ちから、ClassPad.netを活用し始めました。
教員の間でも、「かえって手間がかかるのではないか」「今までやってきた方法で特に問題無いのだから入れなくてもよいのでは」という意見も出てくるのではないかと想像していましたが、数週間〜数ヶ月使っているうちに、教員側も慣れてきました。そして何より生徒たちがツールに慣れるのが非常に早く、自主的に機能を活用しており、学習に対する意欲が向上したと感じています。
学習したことをクラスで共有できることや、デジタルノートとして残しておけることも非常に有益だと思います。
生徒の自主的な学びを促すという観点では、生徒同士で添削させる方法も行っています。
演習問題の解答のノート写真を前のプロジェクターに投影し、教師役として別のグループの生徒にそれを添削させます。その添削の様子は前のモニターに映した状態で可視化します。解いている自分自身では気づかなくても、教える側に回った時、俯瞰的に見ることができ生徒たちの理解が深まっているような印象があります。
教科自体に興味が薄い生徒の意欲を高めるには
常葉大学附属橘中学校・高等学校
〈 静岡県 〉
小澤 祐太 先生
教科:日本史
戦国大名をテーマに発表スライドを作る授業での添削に活用
本校の生徒は内部進学が多いこともあり、日本史にあまり興味を持ってくれない生徒もいて少々苦戦しておりました。そういった中での工夫として、戦国大名について調べて紹介スライドを作るという授業を行いました。 スライドを作っている最中にフィードバックすることで、より良いものを完成させることを目指しており、1時間の授業を5回使い、フィードバックしながら作っていきました。
1回目・2回目の段階では、表紙も比較的簡素で2ページ以降も文字情報は多いのですが寂しい印象でした。
その後添削しながら生徒たちもよく調べてくれて、実際の写真やイラストなども載せながら、また、「発表時にどこを強調したいのか」といった視点も持ちながら非常に情報量多くまとめてくれました。ClassPad.netの授業支援機能を活用し、よく出来た生徒のスライドをクラスで共有し、参考にし合ったことも効果的でした。
日本史にあまり興味のない生徒が多かったのですが、この授業に関してはかなり意欲的に取り組んでくれて、一つのいい成果だったと思っています。
今後は地理総合がカリキュラムに入ってきますが、地理の地図上にデータを集めるGISの授業にもClassPad.netはかなり相性がいいと思っています。
インターネット上の辞書活用の是非について
インターネット上には様々な情報サイトや翻訳サイトが存在しており非常に便利な半面、情報の正確性に対する懸念も指摘されています。言葉や物事を調べさせるとき、辞書よりYahoo!やGoogleなどの検索エンジンのほうが速いという場合があるため、生徒たちはウェブで検索するケースが多くなりがちです。
インターネットの情報を生徒が使うことに対する意見や、どのようにClassPad.netのオンライン辞書機能に切り替えたのかをお伺いしました。
大阪産業大学附属高等学校
〈 大阪府 〉
市川 典孝 先生
教科:英語
教師がいきなり禁止するのではなく、使いたい生徒には使わせながら「気づき」を促す
翻訳や和訳、英作文をするとき、私は翻訳サイトを使うことを容認しています。教師がその翻訳サイトを封じることも可能ですが、あえてそうせず、できるだけ机間巡視しながら「使ったことで何を学んだか」を生徒に問いかけるようにしています。
浦和実業学園中学校・高等学校
〈 埼玉県 〉
田口 純平 先生
教科:国語
能動的に調べ、考えるという根本的なことを大切にするためには辞書が必要
生徒が学習で使うという観点では、ClassPad.netのオンライン辞書機能とインターネットでの検索では明らかに価値が違います。
フェイクのものがあり信頼性に乏しいだけでなく、生徒がコピー&ペーストして結果をノートに貼り付けるだけになってしまう傾向が見られます。辞書は「自分が調べる」という能動的なものですが、検索エンジンは調べるだけで受動的になってしまうと思っています。調べて出てきた情報について考えるという根本的なことを大切にするためには、やはり辞書を活用したいと考えています。
クラスの中で同じ情報が確かに出てくるからこそ辞書なのであって、その同じ情報から生徒一人一人が自分なりにどう理解するかを俯瞰的に見ることが必要だと考えています。根本的な意味や内容については辞書の方が分かりやすいですし、基礎をおさえ、そこからの応用や多角的な答えを考えていくことが大切だと思います。
常葉大学附属橘中学校・高等学校
〈 静岡県 〉
小林 理恵 先生
教科:国語
ClassPad.netのオンライン辞書機能には、意味の解釈を共通化できるメリットがある
本校では今まで、各家庭に電子辞書の購入をお願いしており、「EX-word」を推奨していますが、「EX-word」以外の電子辞書を購入してしまっている生徒もいて、同じ語を引いたとしても出てくる内容にずれが生じるということがあり、辞書を使う時に少し苦戦していました。
ClassPad.netを導入したことによって全員が同じ辞書を使うようになり、意味の解釈を共通化できることが大きなメリットだと感じています。
生徒が率先してタブレットを出して調べる意欲的な姿勢も見られるようになりました。また、辞書をプロジェクターに投影して教員と画面共有し、確認しながら進められることで、授業が非常にやりやすくなったと感じています。
常葉大学附属橘中学校・高等学校
〈 静岡県 〉
菅原 隆平 先生
教科:英語
インターネット上の辞書サイトの使用経験もふまえ、ClassPad.netを採用
本校では、高校生に馴染みのある「EX-word」の電子辞書を採用していましたが、ICTの推進にあたり、辞書機能のオンライン化を検討する中で、インターネット上の辞書サイトを使用したこともありました。しかし広告表示も多く、教育整備の観点からもICT教育で使用する辞書をどうしていくのかは大きな課題であり、様々なサービスを検討する中、国語や英語、その他教科の総合的な辞書コンテンツが搭載されているClassPad.netを採用しました。
【第1回】ClassPad.net導入校 先生合同MTGのまとめ
高校におけるICT教育について、11名の先生方から非常に多くの有意義なお話をお伺いできた第1回の合同MTGでした。
改めて今回のテーマとポイントについてご紹介します。
MTGの後半では、ClassPad.netについての今後の展望や改善点のご要望など、カシオの技術開発チームとの活発な意見交換も行っていただきました。11名の先生からお伺いした貴重なご意見を今後の機能アップデートに活かして参ります。ClassPad.netの更なる進化にご期待ください。