Skip to content

お気に入りに商品が追加されました。

導入事例

“調べる、考える、伝え合う”がスムーズに行え
活気あるアクティブラーニングが実現!
〜AIの賛否をめぐる意見交換を通して、英語での意見発信力を培う授業〜

#ペーパーレス #学習意欲向上 #協働学習促進

天理高等学校

〈奈良県〉

西原 優衣  先生

教科:英語 指導学年:1年生

天理高等学校

校訓・学校の教育目的

一、神一条の精神
自らの生き方を常に天理の教えに照らし、それを物事を考え判断する時の基本とする精神
一、ひのきしんの態度
神様からお借りし、生かされていることへの喜び感謝を自然な態度として身に付ける生き方
一、一手一つの和
それぞれお互いの立場、特性を生かして、天理の教えを芯に、心と力を合わせて活動を進めること

学校のICT教育の課題・テーマ

教科によっては、ICTの活用が難しいと感じている先生方もおられます。しかし近年では、様々な場面においてICTを活用する機会が増えており、その必要性は一層高まっています。現在の課題としては、ICTをどのように活用すれば学力の向上に繋がるのか、また、生徒が主体的に学ぶことのできる効果的な授業をどのように展開していくかという点が挙げられます。これらの課題に対して、今後、具体的な取り組みを進めていくことが求められています。

端末整備状況

令和4年度入学生より、全員がChromebookを購入し、1人1台の端末を所持しています。

ClassPad.net導入に至った経緯と理由

授業内でICTを活用した学習活動を取り入れたいと考えていた際に、ClassPad.netのトライアル版をご紹介いただきました。本校の英語コミュニケーションの授業では、生徒が自分の意見を共有する場面を設けることがあり、ClassPad.netを活用することで、こうした活動がより活発になると感じました。多くの便利な機能が備わっており、アクティブラーニングを実践するうえで有効であると考え、導入を決定いたしました。

AIの賛否をめぐる意見交換を通して、 英語での意見発信力を培う授業 授業内で行われる生徒の活動を把握できるようになりました!

授業の流れとClassPad.netの活用方法

1年生の英語コミュニケーションの授業でAIに関する本文を読み終えたまとめの授業で、自分の意見を英語で話せるようになることを目標に行った授業です。「AIは高校生にとって必要か?」をテーマに賛成と反対を決め、自分の意見を英語で考えます。
まず、授業の導入としてテーマについての賛成か反対を現段階での直感でClassPad.netを通して〇✖で投票し、どちらの意見が多いかをクラス全体で確認します。次に、AIを使用することのメリットとデメリットをグループで考え、共有し、その後最終的にテーマについて賛成か反対かを決め、理由を答える流れです。意見の共有や投票などを行う際に、ClassPad.netの提出機能や送受信の機能を活用しました。

STEP1

本時の目標を提示する
「Today’s goal is to be able to share your opinion in English!(自分の意見を英語で話せるようになろう)」

AI解析の機能が付いている発音練習を行う
『It has even created novels and pictures.』の一文を3.0/4.0のスコアを目指す。

目標提示スライド

目標提示スライド

ClassPad.netを活用した授業風景

教科書に添付されているデータから発音練習を行い、AIが発音を4段階で評価します。今回は4ポイント中3ポイント獲得を目標として取り組みました。

STEP2

AIが私たちの生活にたくさん取り入れられている観点から「高校生にとってAIは必要か?」を考える。
まずは現在の直感から賛成か反対かをClassPad.netを通じて投票させる。
必要ならピンクのふせん、不必要なら青のふせんを提出する。

事前に教員が作成し、生徒に配布したClassPad.netの資料

事前に教員が作成し、生徒に配布したClassPad.netの資料

投票後の一覧

投票後の一覧

ClassPad.netを活用した授業風景
STEP3

AIを使用することに対するメリットとデメリットを考え意見交換させる。
『What are advantages and disadvantages of AI?』
【方法】:
・4人グループになり①~④を決め、①と②はメリットを調べる。
・③と④はデメリットを調べグループ内で意見を交換する。(ピンクのふせん→advantages青のふせん→disadvantagesを使用する)
・良いと思った意見は送受信し合い、自分のClassPad.netに追加していく。
・教室内を移動し意見交換を行う。
・場所で番号を決めておき、自分の番号の違うグループの席に座りに行く。

生徒が見ている電子黒板のスライド
ClassPad.netを活用した授業風景
ClassPad.netを活用した授業風景
STEP4

AIのメリット・デメリットを踏まえたうえで、高校生にとってAIは必要かどうかを再度考え、意見を書く。
『Do you agree that high school students need AI?』
I agree. / I don’t agree.That is because____. 下線部を考えふせんに記入し提出する。

次にクラス内で意見を交換する
【方法】:
全員がクラス内を移動し、手を挙げペアを見つけハイタッチしたところでペアが成立。
その後お互いに意見の交換を英語で始める。

ClassPad.netのふせん機能

生徒たちはI agree. またはI don’t agree.を選択し、That is because以下を記入、もしくはタイピングする。

ClassPad.netを活用した授業風景
ClassPad.netを活用した授業風景
STEP5

最後にもう一度、最初に投票した質問(「高校生にとってAIは必要か?」)を考える。
メリットとデメリットを考えたうえで賛成か反対かをClassPad.netのふせんを通じて投票させる。
まとめとして、提出された意見からいくつかをクラス全体で共有する。また、AIにはメリット・デメリットがあるが、正しく効果的に使用するためにどうしたら良いのかを考えていく必要性を伝える。

ClassPad.netを活用した授業風景

お気に入りの機能・使い方

簡単に生徒にフィードバックを送れる点がお気に入りです。授業内ですべてを把握することは難しいですが、ClassPad.netを使うことで簡単に添削、評価、アドバイスを個人に返却できるところがとても便利であると感じています。また生徒が意見を送受信した際に、生徒が誰からどんな意見を取り入れたのか、また送信したのか、授業内で行われた生徒の活動が目に見えるところもお気に入りです。

ClassPad.netを活用した授業風景

導入前と導入後の【授業での変化】

導入前はプリントを中心に授業を進めていました。スライドに写された空欄個所をプリントに埋めていく作業を行うと、集中力が欠けてしまう生徒も多くいましたが、ClassPad.netを導入し、授業のあらゆるタイミングで意見交換や投票機能を使い他者の意見を聞くことで、授業に活気が出ました。授業が単調にならず、生徒の集中力が上がっていると感じます。

ClassPad.netを使用した今後取り組みたい授業

今後は音読練習にも積極的にClassPad.netを使用していきたいと考えています。手本となる音声をふせんに張り付け、それを聞いて練習し、最終的には自分の音声を提出させて評価に繋げたいと考えています。クラス全体で音読や発音の練習をすると、個人の評価は難しく、把握しきれない部分があるので、そういった面でもClassPad.netを活用したいと考えています。

教師、自治体、学校関係者の皆さまへ

※トライアル版お申し込みは教師、学校・自治体関係者に限らせていただきます

お問い合わせ・お申し込み

サービスに関するお問い合わせは
こちら

こちらも
ご覧下さい

Select a location