
東日本国際大学附属昌平高等学校様 活用事例
〜高校/国語(論理国語)〜


活用した場面

1.「人工の自然~科学技術時代の今を生きるために~」 の単元の導入場面で、単元内に登場する用語の意味を生徒に回答させるため、問題の書かれたPDFをふせんでクラス全体に配信した。解答を確認する際、教師が各用語の意味を辞書機能であらかじめ調べておき、ノートに貼り付けておいたEX-wordふせんをプロジェクタで表示しながら解説した。
2.その後、対義語に着目して、題名に込められた意味を考えさせるとともに、送受信機能を使って、生徒の考えをテキストふせんで教師宛に送信させた。教師は受信したふせんを自分のノートに貼り付け、似ている意見をグルーピングしていく様子をプロジェクタで表示して全体に共有した。
3.以降も小問単位で生徒にPDFふせんを送信し、解答を送らせる、という活動を展開した。
※本時ではPDFふせんを生徒に配布する場面が複数回あったが、生徒がふせんをダウンロードしたかどうかを、送受信履歴の画面でリアルタイムに確認し、約半数の生徒がダウンロードしたら先に進める運用をした。また、教師がグルーピングを行ったデジタルノートは、授業後に生徒に送信し、授業の振り返りができるようにした。
活用のポイントや効果

授業は全てClassPad.netを使って実施。辞書はいつでも使って良いという運用にしている。
働き方改革への効果:
- プリント印刷の手間が省けた。
- 提出物の回収に時間がかからなくなった。
- 板書と同じ内容をデジタルノートに書けたり、ふせんで情報を貼りつけられるのが良い。国語は板書量が多くなりがちだが、板書時間を省ける分、生徒とのコミュニケーションに充てられた。
学習面への効果:
- 生徒が自分のペースで提出しやすい環境となったので、課題の提出率が上がった(紙だと約7割→ClassPad.netだと8割)。プリントをなくす心配もなくなった。
- 提出画面によって、誰が提出していないのかがリアルタイムで分かるので、生徒には〆切を意識させることができ、教師も未提出の生徒をフォローできるようになった。
- 生徒がなかなか辞書を持ち歩くことがないため、ネット検索より信頼できる辞書を、いつでも全員使えるのはとても助かる。

学習ツール

数学学習と英語学習に便利な機能が利用できます。
グラフや図形がイメージしづらい数学の公式が視覚的に掴める高度な数学ツール「ClassPad Math」。
英文を詳細に解析する「enHack全力英語」、発音判定・矯正指導を行う「プロンテストコール」。
授業支援

教育関係者と生徒をつなげる授業支援機能。
課題の送信や受信を通じて、これまで煩雑だったテストや宿題に付随する業務を大幅に簡素化できます。授業支援機能を活用すれば生徒の回答を投影しながらの授業さえも、より気軽に行えます。

ClassPad.netを相棒にして、学ぶ
主に学校の授業では、教科・科目を問わず学習者自らの意志で選択をする場面が増えています。「調べ方を選択する」「必要な情報を選択する」・・・これらの選択する場面では、正確な情報が使いやすい形で手元にあることが重要です。
信頼できる正確な情報と、それを活用するための機能を豊富に有しているClassPad.netを相棒に、目的に応じて、見通しを立てて学習することを推奨します。
<私が特に評価するポイント>
●デジタルノート+授業支援機能を活用したスピーディーな情報共有
授業内外において、授業者と生徒の課題の送受信、生徒間の意見共有、作品共有等をスピーディーに実施可能
●オンライン辞書機能を活用した正確な情報把握
WEB検索で終わらせない、辞書からの正確な情報を基に学習可能