家庭経済(家庭科)
対象学年:高校一年生
教科:家庭科
単元:家庭経済
作成者:高校教師
更新日:2022年8月31日
※ライセンスをお持ちでないEX-wordふせんは表示されません
■授業概要
一人暮らしにかかる1か月の家計について、項目ごとの支出を予想し、進路別の平均収入から収支を考えます。グループワークで意見を交換することで、変更が難しい項目はどこか、自分の中ではどの項目が譲れないのか、理想と現実の違いに気づかせ、収支のバランスを改善させます。
■ClassPad.net活用のポイント
・デジタルノート機能の利用で
1. テキストふせんの色を変更し、班員からダウンロードしたふせんを自分のものと区別することができる
2 .テキストふせんの複製を行うことで、最初に考えた「理想の家計」を残しながら、必要な項目のみ「現実的な家計」として変更することができる
・授業支援機能の利用で
1. 教員から生徒、また生徒同士でふせんを送受信することで、ペーパーレスを実現できる
2. ワークを行う際に参考となるURLをリンクふせんを用い準備しておくことで、効率的にワークを行うことができる
■活用法動画(導入部分)
■指導案(詳細はダウンロードしてご覧ください)
■授業の流れ
STEP1:一人暮らしの家計の支出について考えてみよう
STEP2:進路別の平均収入を確認して収支を計算し、班で共有してディスカッションをしよう
STEP3:収支がプラスまたは0になるよう改善しよう
◇STEP1: 一人暮らしの家計の支出について考えてみよう
1-1:一人暮らしの支出について具体的に考えられるよう、いくつかの項目について具体的な金額を例示します
【POINT】ふせんを複数つなげてスライドショーのように使用することができます。
右下がスライド番号です。
1-2:地域別に大きく平均金額が異なる家賃については、リンクふせんを使用して参考となるページのURL を生徒に配布します
【POINT】参考ページをリンクふせんに準備しておくことで、効率的な授業が可能です
◇STEP2: 進路別の平均収入を確認して収支を計算し、班で共有してディスカッションをしよう。
1か月の項目別支出と進路別の平均収入を確認し、収支が+または0になるよう改善しよう。
2-1: 理想の一人暮らしについて項目別の収支を記入し、進路別の平均収入を確認して、1か月の収支について考えます
【POINT】テキストふせんでワークシートを作成し、送受信機能を利用して簡単に生徒全員と共有できます
2-2:1か月の項目ごとの支出と収支のテキストふせんを班で共有し、ディスカッションを行います
【POINT】ペーパーレスを実現し、議論を効率的に行うことが期待できます
◇STEP3: 収支がプラスまたは0になるよう改善しよう
3-1:議論を踏まえて自らの収支を改善します
【POINT】ふせんの複製をすることで、必要な項目のみ変更ができます。また、ノート上でふせんの色や大きさが変更できるため、一目で変更部分を確認できます
3-2:他の人と比べて気づいたことについてワークシートに記入します
【POINT】意見交換により変更が難しい項目に自ら気づき、家計を工夫して改善することが期待できます
3-3:本時のまとめを確認します
【POINT】まとめを行うことで、本時の学習のポイントを確認します