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授業例

音の性質(理科)

対象学年:中学一年生
教科:理科
単元:音の性質
作成者:東京都
江東区立辰巳中学校 長田浩貴 先生
更新日:2024年3月12日

※ライセンスをお持ちでないEX-wordふせんは表示されません

■授業概要

音は発音体の振動が空気などを振動させて伝わっていることや、音の高さや大きさは発音体の振動の仕方に関係することなどの音の性質を理解する。また、音の性質の規則性や関係性を見いだして表現できるようになる。(ClassPad.netおよびオシロスコープアプリを使用)

■ClassPad.net活用のポイント

・授業支援機能の利用で
 1. 事前に、本時の授業の流れを記載したふせんや、記録をメモするためのふせん等を貼り付けたデジタルノートを先生から生徒に共有することで、生徒が迷わずに実験と考察を進めることができる。
 2. 生徒の測定結果(音声・画像データ)や考察を提出箱に提出させることで、提出状況がリアルタイムにモニタリングでき、学習進度が把握しやすくなる。

・デジタルノート機能の利用で
 1. 各4種の録音データと波形画像データを1つのデジタルノート上に記録して並べることで、音の波形と特徴について比較・考察がしやすくなる。
 2. グループで考察する場面においても、お互いの記録した音を再生したり、画像を見せ合ったりするなかで、新たな気づきを生み出すことができる。

■指導案(詳細はダウンロードしてご覧ください)

指導案(理科:音の性質)

■授業の流れ

STEP1:実験の目的を確認します
STEP2:実験方法を確認します
STEP3:実験を行います
STEP4:個人で考察します
STEP5:考察を共有します
STEP6:振り返りをします

◇STEP1: 実験の目的を確認します

1-1:既習事項から、音が振動による「波」であることを押さえるとともに、音の3要素と波形の関係を考察していきます。

◇STEP2: 実験方法を確認します

2-1:見通しをもって実験ができるように、ClassPad.netを使い、オシロスコープアプリ※のリンクやレポートのテンプレートをあらかじめ共有することで授業の流れを可視化します。各班の進捗はスプレッドシートで記録します。
※オシロスコープアプリは、ClassPad.netの機能ではございません。

授業例 英語コミュニケーションⅡ ClassPad.net EX-word
授業例 英語コミュニケーションⅡ ClassPad.net EX-word

【POINT】事前に「公開ノート」機能でデジタルノートを生徒に共有しておくことで、本時の流れを押さえ、ワークとして活用することができます

◇STEP3: 生徒が実験を行います

3-1:ClassPad.netを使い、デジタルノートに貼り付けた4つのふせんに、4つの音(高・低・大・小)をそれぞれ録音します

ClassPad.net ふせん

【POINT】1-1で共有するノートに高い音/低い音/大きな音/小さな音 とメモされたテキストふせんをあらかじめ用意しておくことで、生徒は迷わずに該当する音を録音しやすくなります

3-2:ふせんに録音した音を再生し、オシロスコープアプリで波形を観察するとともに、スクリーンショットをして保存した画像をClassPad.netのデジタルノートにふせんとして貼ります

デジタルふせん

【POINT】録音したふせんと画像ふせんを矢印でつなぐことで、関係性がわかりやすくなります

◇STEP4: 個人で考察します

4-1:デジタルノートに貼った4つの音の録音データと画像を比較して、音の波形と特徴について考察し、個人でClassPad.netのふせんにまとめます

デジタルふせん

【POINT】考察を記載したふせんも、3-2のふせんと矢印でつなぐことで、関係性がわかりやすくなります

◇STEP5: 考察を共有します

5-1:個人の考察をグループで共有し、班長がグループの考察をClassPad.netのふせんにまとめます

デジタルふせん

【POINT】ふせんの色は、自信がある→青色/まあまあ→緑色/不安→黄色 とすると、[課題]へ提出後に一覧画面で見やすくなります

5-2:ClassPad.netで、班長がグループの考察のふせんのみを[提出]へ提出し、全体に共有します。その後、他の班の考察を聞きながら、自分の考察の修正や・考察の追加をしていき、全員の考察が青色になることをめざして考察を再構成します。

デジタルふせん

【POINT】提出画面を教室前方のスクリーンに投影することで提出状況をクラス全体で共有できます

◇STEP6: 振り返りをします

6-1:表紙、実験データ(音声データ×4)、考察、振り返り、の計7枚のふせんをセットにして提出するよう生徒に指示します。

デジタルふせん

【POINT】提出するふせんは矢印でつなぎ、まとめて提出します。本時は個人で実験を行う活動が多いため、振り返りは、学習内容への理解度や取り組む姿勢について記入するよう指示します。

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