
ファイナンシャルスティッキーを使うことで、さまざまな財務計算を実行することができます。
重要
財務計算のルールや慣行は、国、地域、金融機関によって異なる場合があります。ファイナンシャルスティッキーによる計算結果が適合するかどうかは、お客様ご自身でご判断ください。
このページの目次
財務計算の基本操作
財務計算の設定を変更する
単利計算
複利計算
キャッシュフロー
年賦償還
金利変換
原価/販売価格/粗利
日数/日付計算
減価償却計算
債務計算
損益分岐点
安全範囲
営業レバレッジ
財務レバレッジ
複合レバレッジ
数量変換
財務計算の基本操作
財務計算のタイプを選ぶには
- スティッキーメニューの
をクリックする。

ファイナンシャルスティッキーが作成され、財務計算のタイプ一覧が表示されます。
【
】/【
】をクリックすると、タイプ一覧の 1ページ目と 2ページ目が切り替わります。

- 財務計算のタイプをクリックする。
クリックしたタイプに対応するファイナンシャルスティッキーに切り替わります。例えば【単利計算】をクリックすると、単利計算スティッキーに切り替わります。
- 財務計算を実行する
ここでは、財務計算の基本的な操作を、単利計算スティッキーで例示します。
例: 投資額 $3,000 に対して期間が 2年(730日)、利益が年利 5% である場合の元利合計を、単利計算で求める。また、同じ投資額、期間で、利益が年利 3% である場合の元利合計を、単利計算で求める。
- スティッキーメニューの
をクリックする。

ファイナンシャルスティッキーが作成され、財務計算のタイプ一覧が表示されます。 - 【単利計算】をクリックする。
単利計算スティッキーに切り替わります。

- 以下の情報を入力する。
日数\(=730\)
I%(年利)\(=5\)
PV(現在値)\(=-3000\) - 【SI】-【SFV】の順にクリックする。
SI と SFV の計算結果が表示されます。

- I% の値を \(3\) に変更し、【SI】-【SFV】の順にクリックする。
I% の変更に従って、SI と SFV の計算結果が更新されます。

財務計算の設定を変更する
- ペーパーヘッダー右端の
をクリックする。

- 【ファイナンシャル設定】をクリックする。

ファイナンシャル設定ダイアログボックスが表示されます。

- 設定を変更する。
年間日数
360日: 1年間の日数を 360日に設定します。
365日: 1年間の日数を 365日に設定します。
支払日
期初: 支払日を期間の初日に設定します。
期末: 支払日を期間の最終日に設定します。
奇数周期
複利(CI): 複利計算時の奇数周期における利息計算に、複利を適用します。
単利(SI): 複利計算時の奇数周期における利息計算に、単利を適用します。
オフ: 複利計算時の奇数周期に、無利息を適用します。
利払いの間隔
年1回: 複利計算時に、利息を年1回元本に組み入れます。
半年に1回: 複利計算時に、利息を年2回元本に組み入れます。
ボンド間隔
期間: 債券計算時の期間として、支払い回数を使います。
日付: 債券計算時の期間として、日付を使います。
利益額/比率
金額(PRF): 損益分岐点の計算時に、金額(PRF)を使います。
比率(r%): 損益分岐点の計算時に、比率(r%)を使います。
損益分岐点の値
量: 損益分岐点の計算時に、量を使います。
売上: 損益分岐点の計算時に、売上を使います。 - 【OK】をクリックする。
設定が反映されます。
MEMO
ファイナンシャル設定の初期設定は、下記のとおりです。
年間日数: 365日
支払日: 期末
奇数周期: オフ
利払いの間隔: 年1回
ボンド間隔: 金額(PRF)
損益分岐点の値: 量
- 財務計算のタイプごとに設定できる項目は、下記のとおりです。
| 財務計算のタイプ | 設定項目 |
|---|---|
| 単利計算 | 年間日数 |
| 複利計算 | 支払日、奇数周期 |
| 年賦償還 | 支払日 |
| 日数/日付計算 | 年間日数 |
| 債務計算 | 年間日数、利払いの間隔、ボンド間隔 |
| 損益分岐点 | 利益額/比率、損益分岐点の値 |
- ファイナンシャル設定を変更する方法は、2つあります。
- ファイナンシャルスティッキーの
をクリックして、設定を変更する。

- ペーパーヘッダーの
から【ファイナンシャル設定】をクリックして、設定を変更する。

ファイナンシャルスティッキーの
から変更した場合は、変更したファイナンシャルスティッキーにのみ、変更した設定が反映されます。
【ファイナンシャル設定】から変更した場合は、変更後に作成したファイナンシャルスティッキーすべてに、変更した設定が反映されます。変更する前に作成したファイナンシャルスティッキーには、変更した設定が反映されません。
単利計算
単利計算は、投資した金額に対して日数をもとに、利息を単利で計算することができます。

- 単利計算の入力欄
単利計算スティッキーには、下記の入力欄があります。
| 入力欄 | 説明 |
|---|---|
| 日数(Days) | 投資期間の日数 |
| I% | 年利(%) |
| PV | 現在の価値(元金) |
| SI | 利息を計算し、表示する |
| SFV | 将来の価値(元利合計)を計算し、表示する |
計算式
- 365-日モード時
\( SI^′ =\displaystyle \frac{Days}{365}\times{PV}\times{i} \qquad \left( i=\displaystyle\frac{I\%}{100} \right) \)
- 360-日モード時
\( SI^′ = \displaystyle\frac{Days}{360}\times{PV}\times{i} \qquad \left( i=\displaystyle\frac{I\%}{100} \right) \)
\( SI = -SI^′ \)
\( SFV = -(PV + SI^′) \)
複利計算
複利計算は、設定に基づいて利息を複利で計算することができます。

- 複利計算の入力欄
複利計算スティッキーには、下記の入力欄があります。
| 入力欄 | 説明 |
|---|---|
| N | 支払回数 |
| I% | 年利(%) |
| PV | 現在の価値(元金) |
| PMT | 各回の支払金額 |
| FV | 将来の価値(元利合計) |
| P/Y | 1年間あたりの支払回数 |
| C/Y | 1年間あたりの複利回数 |
計算式
- PV, PMT, FV, n の計算時
\( I \% \ne 0 \)
\( PV = \displaystyle\frac{-\alpha\times{PMT}-\beta\times{FV}}{\gamma} \)
\( PMT = \displaystyle\frac{-\gamma\times{PV}-\beta\times{FV}}{\alpha} \)
\( FV = \displaystyle\frac{-\gamma\times{PV}-\alpha\times{PMT}}{\beta} \)
\( n = \displaystyle\frac{log\left\{\displaystyle\frac{(1+iS)\times{PMT}-FV\times{i}}{(1+iS)\times{PMT}+PV\times{i}}\right\}}{\log{(1+i)}} \)
\( I \% = 0 \)
\( PV = -(PMT\times{n}+FV) \)
\( PMT = -\displaystyle\frac{PV + FV}{n} \)
\( FV = -(PMT\times{n}+PV) \)
\( n = -\displaystyle\frac{PV+FV}{PMT} \)
\( \alpha=(1+i\times{S})\times\displaystyle\frac{1-\beta}{i} \)
“奇数周期” が “オフ” の場合
\(\beta=\)\(\left(1+i\right)^{-n}\)
\(\gamma=\)\(1\)
“奇数周期” が “CI” の場合
\(\beta=\)\(\left(1+i\right)^{-Ing\left(n\right)}\)
\(\gamma=\)\(\left(1+i\right)^{Frac\left(n\right)}\)
“奇数周期” が “SI” の場合
\(\beta=\)\(\left(1+i\right)^{-Ing\left(n\right)}\)
\(\gamma=\)\(1+i \times{Frac\left(n\right)}\)
“支払日” が “期末” の場合
\(S=\)\(0\)
“支払日” が “期初” の場合
\(S=\)\(1\)
\(P/Y = C/Y = 1\) の場合
\(i=\)\( \displaystyle\frac{I \%}{100} \)
\(P/Y \neq 1\) および/または \(C/Y \neq 1\) の場合
\(i=\)\( {\left(1+\displaystyle\frac{I\%}{100\times\left[C/Y \right]}\right)}^{\displaystyle\frac{C/Y}{P/Y}}-1 \)
- \(I \%\) の計算時
実効金利 \((i)\) は、ニュートン法を使って計算されます。
\( \gamma\times{PV}+\alpha\times{PMT}+\beta\times{FV}=0\)
\( I \) % は、\(i\) から下記の式で計算されます。
\(P/Y = C/Y = 1\)の場合
\( I \% = \)\( i\times{10} \)
\(P/Y \neq 1\)および/または\( C/Y \neq 1\)の場合
\( I \% = \)\( \left( {\left( 1+i \right) }^{\displaystyle\frac{P/Y}{C/Y}}-1 \right) \times C/Y \times{100} \)
利息(\(I\%\))は、ニュートン法を使って計算されます。そのため、計算結果は近似値となります。条件によっては、計算結果の精度に影響を与えることがあるため、本アプリケーションの金利計算の結果は、このことを念頭においていただき、個別に確認していただく必要があります。
キャッシュフロー
キャッシュフローは、時間経過とともに変化する支払金額や受取金額を計算することができます。

- キャッシュフローの入力欄
キャッシュフロースティッキーには、下記の入力欄があります。
| 入力欄 | 説明 |
|---|---|
| 現金 | 収入または支払いのリスト(最大 80 個まで入力可) |
| I% | 年利(%) |
| NPV | 正味現在価値 |
| IRR | 内部収益率 |
| PBP | 回収期間 |
| NFV | 正味最終価値 |
- キャッシュフロー計算で使うリストを指定するには
- キャッシュフロースティッキーの “現金” をクリックする。
- プルダウンメニューから、【リストの追加】をクリックする。
データスティッキーが作成されます。

- データスティッキーにデータを入力する。

- 入力したデータの先頭に、リスト名を入力する。

- キャッシュフロースティッキーの “現金” をクリックする。
- プルダウンメニューから、作成したリスト名をクリックする。

MEMO
データスティッキーの編集について詳しくは、「統計データを編集する」を参照してください。
タイプが “リスト” の変数は “現金” のプルダウンメニューに表示され、キャッシュフロースティッキーのリストデータとして使うことができます。変数のタイプについては、「変数管理を使う」を参照してください。
計算式
\( NPV=CF_{0}+\displaystyle\frac{CF_{1}}{\left(1+i\right)}+\displaystyle\frac{CF_{2}}{{\left(1+i\right)}^{2}}+\displaystyle\frac{CF_{3}}{{\left(1+i\right)}^{3}}+ \cdots +\displaystyle\frac{CF_{n}}{{\left(1+i\right)}^{n}} \qquad \left(i=\displaystyle\frac{I\%}{100}\right) \)
\( n \): \(80\) までの自然数
\( NFV=NPV\times{\left(1+i\right)}^{n} \)
IRR は、ニュートン法を使って計算されます。
\( 0=CF_{0}+\displaystyle\frac{CF_{1}}{\left(1+i\right)}+\displaystyle\frac{CF_{2}}{{\left(1+i\right)}^{2}}+\displaystyle\frac{CF_{3}}{{\left(1+i\right)}^{3}}+ \cdots +\displaystyle\frac{CF_{n}}{{\left(1+i\right)}^{n}} \)
上記の式では、\(NPV = 0\)、\(IRR = i×100\) となります。しかし実際の演算では、微小な誤差が累積されるため、\(NPV\) が \(0\) になることはありません。\(NPV\) が \(0\) に近づくほど、\(IRR\) の計算精度は高まります。
\(
PBP=\begin{cases}
0 ……………… \left(CF_{0}\geq0\right)\cr
n-\displaystyle\frac{NPV_{n}}{NPV_{n+1}-NPV_{n}} … {(上 記 以 外 )}
\end{cases}
\)
\( \displaystyle NPV_{n}=\sum_{k=0}^n\displaystyle\frac{CF_{k}}{{\left(1+i\right)}^k} \)
\( n \): \( NPV_{n}\leq 0 \)、\(0 \leq NPV_{n+1} \) の条件を満たす最小の正の整数、または \(0\)
年賦償還
年賦償還は、ある年の支払い金利と元金や、一定期間(年)の支払い合計金利と合計元金、元金の残高を計算することができます。

- 年賦償還の入力欄
年賦償還スティッキーには、下記の入力欄があります。
| 入力欄 | 説明 |
|---|---|
| PM1 | 検討する期間においての、最初の支払い回 |
| PM2 | 検討する期間においての、最後の支払い回 |
| I% | 年利(%) |
| PV | 現在の価値(元金) |
| PMT | 各回の支払金額 |
| P/Y | 1年間あたりの支払回数 |
| C/Y | 1年間あたりの複利回数 |
| BAL | PM2 後の元金残高 |
| INT | PM1 の金利部分 |
| PRN | PM1 の元金部分 |
| ΣINT | PM1 から PM2 までに支払われる金利総額(両端を含む) |
| ΣPRN | PM1 から PM2 までに支払われる元金総額(両端を含む) |
計算式

a: PM1 回目の支払いの金利分 (INT)
\( INT_{\rm PM1}=\mid{BAL_{\rm PM1-1} \times i}\mid\times\left(PMT_{\rm sign}\right) \)
b: PM1 回目の支払いの元金分 (PRN)
\(PRN_{\rm PM1}=PMT+BAL_{\rm PM1-1}\times{i}\)
c: PM2 回目の支払いが終わった段階での元金の残高 (BAL)
\(BAL_{\rm PM2}=BAL_{\rm PM2-1}+PRN_{\rm PM2}\)
d: PM1 回目から PM2 回目までに支払った元金の総額 (ΣPRN)
\(\displaystyle \sum_{\rm PM1}^{\rm PM2}PRN=PRN_{\rm PM1}+PRN_{\rm PM1+1}+\) … \(+PRN_{\rm PM2}\)
e: PM1 回目から PM2 回目までに支払った金利の総額 (ΣINT)
\(a + b = 1\) 回分の返済金額 (PMT)
\(\displaystyle \sum_{\rm PM1}^{\rm PM2}INT=INT_{\rm PM1}+INT_{\rm PM1+1}+…+INT_{\rm PM2}\)
\(BAL_{0}=PV……………. \) 支払日: 期末(「財務計算の設定を変更する」を参照)
\(INT_{1}=0,PRN_{1}=PMT… \) 支払日: 期初(「財務計算の設定を変更する」を参照)
表面金利と実効金利の変換
分割払いの時に、年間の支払回数(P/Y)と複利回数(C/Y)が異なる場合は、下記の式を使い表面金利(入力した \(I\%\) の値)が実効金利(\(I\%^′\))に変換されます。
\( I\%^′=\left\{{\left(1+\displaystyle\frac{I\%}{100\times\left[C/Y\right]}\right)}^{\displaystyle\frac{\left[C/Y\right]}{\left[P/Y\right]}}-1\right\}\times100 \)
変換後は、\(i\) が下記の式を使い算出され、年賦償還の式に使われます。
\( i=I\%^′ \div 100 \)
金利変換
金利変換は、1年間に実施した複利の表面金利または実効金利を計算することができます。

- 金利変換の入力欄
金利変換スティッキーには、下記の入力欄があります。
| 入力欄 | 説明 |
|---|---|
| N | 1年間あたりの複利回数 |
| EFF | 実効金利(%) |
| APR | 表面金利(%) |
計算式
\( EFF=\left[{\left(1+\displaystyle\frac{APR/100}{n}\right)}^{n}-1\right]\times100 \)
\( APR=\left[{\left(1+\displaystyle\frac{EFF}{100}\right)}^{\displaystyle\frac{1}{n}}-1\right]\times{n}\times100 \)
原価/販売価格/粗利
原価/販売価格/粗利は、原価や販売価格、粗利のうち 1つを、他の 2つの値を使い計算することができます。

- 原価/販売価格/粗利の入力欄
原価/販売価格/粗利スティッキーには、下記の入力欄があります。
| 入力欄 | 説明 |
|---|---|
| 原価 | 原価 |
| 販売価格 | 販売価格 |
| 粗利 | 粗利(販売価格のうち原価に吸収されない部分) |
計算式
\( CST=SEL\left(1-\displaystyle\frac{MRG}{100}\right) \)
\( SEL=\displaystyle\frac{CST}{1-\displaystyle\frac{MRG}{100}} \)
\( MRG\left(\%\right)=\left(1-\displaystyle\frac{CST}{SEL}\right)\times100 \)
日数/日付計算
日数/日付計算は、期間内の日数や、入力した日数後の日付を計算することができます。

- 日数/日付計算の入力欄
日数/日付計算スティッキーには、下記の入力欄があります。
| 入力欄 | 説明 |
|---|---|
| d1 | 日付1 |
| d2 | 日付2 |
| 日数 | 日付1から日付2までの日数 |
減価償却計算
減価償却計算は、ある年における減価償却費や未償却残高を、算出方法を選択して計算することができます。

MEMO
減価償却費は、定額法(SL)や定率法(FP)、特殊定率法(DB)で算出することができます。算出方法によって、減価償却後の未償却残高は異なります。
- 減価償却計算の入力欄
減価償却計算スティッキーには、下記の入力欄があります。
| 入力欄 | 説明 |
|---|---|
| N | 耐用年数 |
| I% | 償却率(定率法または特殊定率法) |
| PV | 取得価額 |
| FV | 未償却残高 |
| \(j\) | 償却費を計算する年度 |
| YR1 | 初年度の償却月数 |
| SL | \(j\) 年度の減価償却費を定額法で計算する |
| FP | \(j\) 年度の減価償却費を定率法で計算する |
| SYD | \(j\) 年度の減価償却費を級数法で計算する |
| DB | \(j\) 年度の減価償却費を特殊定率法で計算する |
| RDV | \(j\) 年度の減価償却後の未償却残高 |
計算式
- 定額法
\( SL_{1}=\displaystyle\frac{\left(PV-FV\right)}{n}\times\displaystyle\frac{YR1}{12} \)
\( SL_{j}=\displaystyle\frac{\left(PV-FV\right)}{n} \)
\( SL_{n+1}=\displaystyle\frac{\left(PV-FV\right)}{n}\times\displaystyle\frac{12-YR1}{12} \qquad \left(YR1\neq12\right) \)
- 定率法
\( FP_{1}= PV\times\displaystyle\frac{I\%}{100}\times\displaystyle\frac{YR1}{12} \)
\( FP_{j}=\left(RDV_{j-1}+FV\right)\times\displaystyle\frac{I\%}{100} \)
\( FP_{n+1}=RDV_{n} \qquad \left(YR1\neq12\right) \)
\( RDV_{1}=PV-FV-FP_{1} \)
\( RDV_{j}=RDV_{j-1}-FP_{j} \)
\( RDV_{n+1}=0 \qquad \left(YR1\neq12\right) \) - 級数法
\( Z=\displaystyle\frac{n\left(n+1\right)}{2} \)
\( n^′=n-\displaystyle\frac{YR1}{12} \)
\( Z^′=\displaystyle\frac{\left(Intg\left(n^′\right)+1\right)\left(Intg\left(n^′\right)+2\times{Frac\left(n^′\right)}\right)}{2} \)
\( SYD_{1}=\displaystyle\frac{n}{Z}\times\displaystyle\frac{YR1}{12}\left(PV-FV\right) \)
\( SYD_{j}=\left(\displaystyle\frac{n^′-j+2}{Z^′}\right)\left(PV-FV-SYD_{1}\right) \qquad \left(j\neq1\right) \)
\( SYD_{n+1}=\left(\displaystyle\frac{n^′-\left(n+1\right)+2}{Z^′}\right)\left(PV-FV-SYD_{1}\right)\times\displaystyle\frac{12-YR1}{12} \qquad \left(YR1\neq12\right) \)
\( RDV_{1} = PV-FV-SYD_{1} \)
\( RDV_{j} = RDV_{j-1}-SYD_{j} \)
- 特殊定率法
\( DB_{1}=PV\times\displaystyle\frac{I\%}{100n}\times\displaystyle\frac{YR1}{12} \)
\( RDV_{1}=PV-FV-DB_{1} \)
\( DB_{j}=\left(RDV_{j-1}+FV\right)\times\displaystyle\frac{I\%}{100n} \)
\( RDV_{j}=RDV_{j-1}-DB_{j} \)
\( DB_{n+1}=RDV_{n} \qquad \left(YR1\neq12\right) \)
\( RDV_{n+1}=0 \qquad \qquad \left(YR1\neq12\right) \)
債務計算
債務計算は、債券の購入価格と年利回りを計算することができます。

- 債務計算の入力欄
債務計算スティッキーには、下記の入力欄があります。
| 入力欄 | 説明 |
|---|---|
| d1 | 購入日 |
| d2 | 償還日 |
| N | 期間数 |
| RDV | 償還価額 |
| CPN | 年間クーポンレート |
| PRC | 債券の購入価格 |
| YLD | 年利回り(%) |
| INT | 投資期間の経過利息 |
| 原価 | 債券の費用(購入価格+経過利息) |
計算式
- 計算式中の用語

\(PRC\) : 額面価額 $100 あたりの購入価格
\(RDV\) : 額面価額 $100 あたりの償還価格
\(CPN\) : クーポンレート(%)
\(YLD\) : 年利回り(%)
\(M\) : 利払い間隔(1 = 年1 回、2 = 半年に1 回)
\(N\) : 償還日までの利払い回数(“ボンド間隔” の設定が “期間” の場合に使います)
\(INT\) : 経過利息
\(CST\) : 経過利息を含む購入価格
\(A\) : 経過日数
\(D\) : 購入日をまたぐ、利払い日から利払い日までの日数
\(B\) : 購入日から利払い日までの日数(\(=D–A\)) -
\(PRC\) (“ボンド間隔” の設定が “日付” の場合)
償還日までの利払い回数が1回以下の場合:
\( PRC=\displaystyle\frac{RDV+CPN/M}{1+\left(B/D\times\left(YLD/100\right)/M\right)}+A/D\times{CPN/M} \)
償還日までの利払い回数が2回以上の場合:
\( \displaystyle PRC=-\displaystyle\frac{RDV}{{\left(1+\left(YLD/100\right)/M\right)}^{ \left( N-1+B/D \right) }} \quad – \sum_{k=1}^N\displaystyle\frac{CPN/M}{{\left(1+\left(YLD/100\right)/M\right)}^{\left( N-1+B/D \right) }} \quad + A/D\times{CPN/M} \)
\( INT=-A/D\times{CPN/M} \qquad CST=PRC\times{INT} \)
- \(PRC\) (“ボンド間隔” の設定が “期間” の場合)
\( \displaystyle PRC=-\displaystyle\frac{RDV}{{\left(1+\left(YLD/100\right)/M\right)}^{n}} \quad -\sum_{k=1}^n\displaystyle\frac{CPN/M}{{\left(1+\left(YLD/100\right)/M\right)}^{k}} \qquad INT=0 \qquad CST=PRC \)
- \(YLD\)
年間利回り(YLD)は、ニュートン法を使って計算されます。そのため、計算結果は近似値となります。条件によっては、計算結果の精度に影響を与えることがあるため、本アプリケーションの金利計算の結果は、このことを念頭においていただき、個別に確認していただく必要があります。
損益分岐点
損益分岐点は、売上に対する損益計算や損益分岐点となる販売数量、利益を上げるために必要な販売数量を計算することができます。

- 損益分岐点の入力欄
損益分岐点スティッキーには、下記の入力欄があります。
| 入力欄 | 説明 |
|---|---|
| PRC | 1個あたりの販売価格 |
| VCU | 1個あたりの変動費 |
| FC | 固定費 |
| PRF | 実現利益額 |
| QBE | 販売すべき個数 |
| SBE | 損益分岐点となる売上高 |
| \(r\)% | 売上高の利益分比率(%) |
計算式
- 利益(利益額/比率の設定: 金額(PRF))
\( QBE=\displaystyle\frac{FC+PRF}{PRC-VCU} \)
\( SBE=\displaystyle\frac{FC+PRF}{PRC-VCU}\times{PRC} \) -
利益率(利益額/比率の設定: 比率(r%))
\( QBE=\displaystyle\frac{FC}{PRC\times\left(1-\displaystyle\frac{r\%}{100}\right)-VCU} \)
\( SBE=\displaystyle\frac{FC}{PRC\times\left(1-\displaystyle\frac{r\%}{100}\right)-VCU}\times{PRC} \)
安全範囲
安全範囲は、現在の売上高に対して、損益分岐点がどの程度上回っているかを計算することができます。

- 安全範囲の入力欄
安全範囲スティッキーには、下記の入力欄があります。
| 入力欄 | 説明 |
|---|---|
| SAL | 売上高 |
| SBE | 損益分岐売上高(損益分岐点となる売上高) |
| MOS | 安全余裕度(売上高のうち損益分岐点を上回る部分) |
計算式
\( MOS=\displaystyle\frac{SAL-SBE}{SAL} \)
営業レバレッジ
営業レバレッジは、売上高の変化に伴う、純利益の変化の度合いを計算することができます。

- 営業レバレッジの入力欄
営業レバレッジスティッキーには、下記の入力欄があります。
| 入力欄 | 説明 |
|---|---|
| SAL | 現在の売上高 |
| VC | 変動費 |
| FC | 固定費 |
| DOL | 営業レバレッジ |
計算式
\( DOL=\displaystyle\frac{SAL-VC}{SAL-VC-FC} \)
財務レバレッジ
財務レバレッジは、支払利息の変化に伴う、純利益の変化の度合いを計算することができます。

- 財務レバレッジの入力欄
財務レバレッジスティッキーには、下記の入力欄があります。
| 入力欄 | 説明 |
|---|---|
| EBIT | 利息および税引き前利益 |
| INT | 債券保有者に支払われる利息 |
| DFL | 財務レバレッジ |
計算式
\( DFL=\displaystyle\frac{EBIT}{EBIT-INT} \)
複合レバレッジ
複合レバレッジは、営業レバレッジと財務レバレッジの複合効果を計算することができます。

- 複合レバレッジの入力欄
複合レバレッジスティッキーには、下記の入力欄があります。
| 入力欄 | 説明 |
|---|---|
| SAL | 売上高 |
| VC | 変動費 |
| FC | 固定費 |
| INT | 債券保有者に支払われる利息 |
| DCL | 複合レバレッジ |
計算式
\( DCL=\displaystyle\frac{SAL-VC}{SAL-VC-FC-INT} \)
数量変換
数量変換は、下記の計算をすることができます。
- 販売数量や販売価格、販売金額のうち 1つを、他の 2つの値を使い計算することができます。
- 製造数量や 1個あたりの変動費、変動費合計のうち 1つを、他の 2つの値を使い計算することができます。
-
数量変換の入力欄
数量変換スティッキーには、下記の入力欄があります。
| 入力欄 | 説明 |
|---|---|
| SAL | 販売金額 |
| PRC | 販売単価 |
| QTY | 販売数量 |
| VC | 変動費合計 |
| VCU | 1個あたりの変動費 |
| QTY | 製造数量 |
計算式
\(SAL=PRC\times{QTY}\)
\(VC=VCU\times{QTY}\)